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その2:で、件の4大シーケンスソフト達は今どうなっているか

いにしえの「4大シーケンスソフト」達は今どうなっているのかを簡単に紹介していきます。

Performer(パフォーマー)

https://motu.com/en-us/products/software/dp/
今もあります。オーディオ録音機能などを加えて Digital Performerに改名し、Mark of the Unicorn(MOTU、マーク・オブ・ザ・ユニコーン)社の元、現在も現役です。

昔はマッキントッシュ用のMIDIシーケンスソフトウェアの筆頭でしたが、現在はすっかりシェアが落ちている状態です。
MOTU社の内情はよく知りませんが、一般ユーザーから見れば、オーディオトラックを持った後、ソフト音源やエフェクターの機能を実装するあたりで他ソフトの遅れをとったように見えました。 オーディオインタフェース等のデジタル・オーディオ機器は精力的に発表していたので、技術的な問題ではないと思うので不思議です。ハードウェアに注力した結果でしょうか(私見)。

ただし、シェアを奪われたとはいってもオーディオ処理には定評があるようで、「これでなければならない」と昔から依然と使い続けるプロフェッショナルは少なからずいるようです。


Vision(ビジョン)

残念ながらもうありません。後にオーディオトラックを持ち、Studio Visionとなりましたが、Opcode社がギブソンに買収されたあたりで結局は立ち行かなくなり、開発/販売が終了となりました。残念です。


Logic(ロジック)

https://www.apple.com/jp/logic-pro/
現時点でマッキントッシュ用としてもっともユーザーを増やしているのがこの Logic だと思います。 ATARIパソコン用のMIDIシーケンスソフトとしてC-LAB社が開発した Notator が Notator Logic に進化し、のちに Logic になりました。社名は後にEmagicに変わり、その後にAppleに買収されました。
その後、Emagicという名は耳にしなくなりました。Logicは現在はApple製ソフトウェアとして認知されています。


Cubase(キューベース)

https://new.steinberg.net/ja/cubase/
現役です。Logicと同じくATARI社製パソコン用のソフトウェアとして産声を上げたCubaseは現在もドイツのスタインバーグ社で開発/販売されています。ただ、スタインバーグ社はのちにYAMAHAの子会社になっています。
4大シーケンスソフトの生き残りのうち、マッキントッシュ版とWindows版の両方を提供しているのはCubaseだけです。Cubaseのライセンスを購入するとマッキントッシュ版とWindows版のどちらも利用できます。
1990年代、Windows版がリリースされたころはMac版との間にバージョンの遅れがありましたが、現在はバージョンの同期がとれています。


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〔2021.1.24 新規掲載、2021.1.31 最終更新〕