MIDI:チャンネルという概念
MIDIにはチャンネル(1〜16)という概念があります。
これはピアノ、ベース、ドラムなどの複数パートの演奏情報を1本のMIDIケーブルで伝送し、受け取った側でパートを分けられるようにしたものです。
ソフト音源を1つ立ち上げてマルチパート(マルチティンバー。一つの音源で複数のパートを鳴らす使い方)で使用する場合、パートごとにMIDIチャンネルを割り当てることによって演奏情報と楽器パートを結びつけることになります。
しかしながらパソコンの処理能力が上がった今日では、各楽器パートごとに1つずつソフト音源を割り当てるケース多いと思います。その場合、各ソフト音源に対して割り当てるMIDIチャンネルはすべて1でよく、MIDIチャンネル自体を意識するケースは少ないと思われます。